12年度のごみ排出量、5千万トンに…環境省が目標値発表
2008/03/04
ニュース
環境省は3日、2012年度のごみ総排出量を、今年度見込みの5200万トンから4%削減して約5000万トンとする目標を発表。
ごみのリサイクルや、ごみ焼却施設での発電能力向上、ごみの有効活用なども併せて進める。
来年度から新たな期間が始まる「廃棄物処理施設整備計画」の目標として定めた。循環基本計画で定めた、15年度のごみ総排出量目標約4900万トンから算出した。
また、ごみのリサイクル率は、今年度見込みの20%を25%に、ごみ焼却施設の総発電能力は同1630メガ・ワットを2500メガ・ワットに高める。
整備計画は03年に策定され、第1次目標はおおむね達成した。ごみの減量に向けて、住民の啓発やごみ処理有料化の推進、施設の整備などを進めていく。