【JFEエンジニアリング】リサイクル事業に300億円|新設工場のEPCに投資
2022/12/13
ニュース
JFEエンジニアリングは2024年度までの2年間で国内のリサイクル事業に300億円を投じる。新設工場のEPC(設計・調達・建設)などでの投資を想定する。今回の投資を通じて、26年度をメドに300億円の売り上げを見込む。
リサイクル事業への投資は、大きく分けて3つの分野の事業にわたる。一つは生ごみなど食品廃棄物をリサイクルする食品リサイクル事業。食品廃棄物を微生物を使って発酵させてバイオガスを生成し、このバイオガスを燃料に再生可能エネルギーとして発電して売電する事業と組み合わせる。
このほか、分別回収された廃プラスチックを加工してプラスチックの原料となる「フレーク」などを製造するプラスチックリサイクル事業、使用済みペットボトルを再生ペット製品の原料としてリサイクルするペットボトルリサイクル事業にも投資する。
これら3つの事業に、それぞれ約100億円ずつ投資すると見られている。