【環境教育】中部日本プラスチック、小学生を対象にリサイクルワークショップを開く
2022/11/08
ニュース
静岡県浜松市に位置するプラスチックのリサイクルなどを手掛ける中部日本プラスチックが環境教育に力を入れている。先日、中部日本プラは地元の小学生を対象にリサイクル材を使ったワークショップを開いた。子供たちに環境保全の重要性について現場を見て学んでもらうのが目的だ。
福祉事業のウェル恵明会が運営する放課後児童会の小学生ら約40人が、市内にあるCNPの上石田工場を訪問。工場を見学した後、グループに分かれて再生プラスチックでできたサッカーボールを組み立てた。ボールが完成すると、子供たちは楽しくそれで遊んだという。
同社はこれまでも子供たちが対象のワークショップを開いているほか、環境保全について学ぶ絵本を制作し幼稚園などに提供している。雪下真希子社長は「小さい頃にしっかり学べば、環境に配慮できる大人になれるはず。」と期待する。
CNPとウェル恵明会は、浜松いわた信用金庫が引き合わせた。同信金SDGs推進部の竹内嘉邦副部長は「環境教育をはじめSDGsに取り組むと従業員の士気が高まるほか、企業イメージが向上し財務にもいい影響がある」と話した。