牛ふんバイオガス発電建設に35億円融資 三菱UFJ銀行など
2022/08/18
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16日までに、三菱UFJ銀行、中国銀行、紀陽銀行は、バイオガス発電所の建設をする事業者へ、合計35億円を融資する「グリーンローン」契約を締結したと発表した。
今回、建設されるバイオガス発電所は、岡山県笠岡市に建築予定で、原料は牛ふんを使用する。
「グリーンローン」とは、環境に配慮した事業に融資する枠組みのことだ。
また三菱UFJ銀行が、牛ふん原料のバイオガス発電事業へ融資するのは初めてだ。
事業者は「かぶとバイオマスプラント有限責任事業組合」。
24年4月の操業開始を目指して発電所を建設するとしている。
大阪府大阪市に本社を構える三和電気土木工事も参加。
三和電気土木工事では、笠岡市の畜産農家と電気配線事業などを手がける。
発電出力は約1200キロワットを想定している。