カンボジアでも廃棄物の輸入禁止
2019/07/20
ニュース
7月12日のカンボジアの閣議で、外国からの廃棄物輸入を禁止する方針が決まった。中国が2017年末に資源系廃棄物の輸入を禁止した影響で、近隣のアジア諸国に廃棄物が流れ、インドネシアやフィリピン、マレーシアも受け入れを制限し始めた。カナダやフランスなど先進国からの廃棄物が送り返される事態と発展している。
カンボジアでは、年10%の割合で廃棄物量が増加しており、年間150万tを超えている。このうちリサイクルされているのは、40万tほどで、ほとんどが焼却処分か海中廃棄されており、環境への影響が懸念されている。