30日「ゴミゼロの日」 軽減へまず再利用大切
2014/06/02
ニュース
5月30日は「ゴミゼロの日」。この日から「ごみ減量・リサイクル推進週間」が始まる。環境意識の高まりを背景に鳥取県内でもごみ排出量は減少しリサイクル率が伸びてきているが、行政のごみ処理には多額の経費が掛かっており、市民には適切な分別や物をごみとしない姿勢が求められている。
大量消費・大量廃棄を見直そうと、1991年に再生資源利用促進法が制定され、2000年には同年度を“循環型社会元年”と位置付けて循環型社会形成推進基本法が公布された。容器包装や家電、自動車、食品などの分野でリサイクルが進められている。
環境省によると、国全体でスチール缶、アルミ缶、ガラス瓶、ペットボトルのリサイクル率はおおむね上昇傾向。鳥取県内を見てもリサイクル率は年々上昇し、2011年度は26・3%で全国3位だった。併せて県内のごみ排出量は2000年度の24万2千トンから11年度は21万2千トンに減っている。
出典:産経ニュース