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ごみ排出量:1日の排出量、神山町が4年ぶり全国最少に 住民1人当たり、人口10万人未満 /徳島

2014/05/26

ニュース

 家庭や企業などから出る一般廃棄物に関する2012年度の環境省調査で、住民1人当たりの1日のごみ排出量は人口10万人未満の全国1451市町村の中で、神山町が253グラムと最も少なかったことが分かった。神山町は毎年上位10以内に入っていたが、4年ぶりにトップに返り咲いた。同じく上位常連の佐那河内村も8位(401・6グラム)に入った。

 全国平均は978グラム。神山町の住民1人当たりの1日のごみ排出量は07年度以降、250〜300グラム前後で推移。毎年10位以内に入り、09〜11年度は3年連続で2位だった。神山町によると、ごみ排出量が少ない理由には(1)町内に焼却炉がないため、生ごみを回収していない(2)過疎化や高齢化でごみの量自体が減っている−−ことが背景にあるという。

 特に生ごみは、各家庭が処理機やコンポストを使って堆肥にし、畑などで処理するのが一般的。町も2000年から生ごみ処理機の購入費の50%(上限4万円)を補助する制度を導入し、12年度末までに662件の利用があったという。

 一方、「人口10万人以上50万人未満」では東京都小金井市(637グラム)が、「人口50万人以上」では松山市(827・8グラム)がそれぞれ最少だった。

出典:毎日新聞

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