【デニーズ】食品リサイクルループ構築 コーヒー豆カスが新メニュー「ドリア」へ
2021/09/06
ニュース
デニーズは2日、コーヒー豆のカスからスタートし、ドリアをゴールとする食品リサイクルループを構築したと発表。
通常は店舗で破棄されるコーヒー豆のカスから牛の飼料を作り、その飼料で育った牛から採れる牛乳で新メニューのドリアを開発する。
具体的には以下の流れとなる。
- 横浜市内のデニーズ店舗でコーヒー豆のカス排出
- 横浜市の三友プラントサービスの工場で飼料化
- 静岡県の牧場リオグランデで牛に給餌
- 静岡市のヤマザキがホワイトソースとして加工
- デニーズが「かぼちゃとさつまいものドリア」を開発
飼料は静岡県のリオグランデで牛に給餌される際、農林中央金庫が仲介するという。
新メニューの「かぼちゃとさつまいものドリア」は税込933円となる。
デニーズは9月中に農林水産省へ食品再生利用事業計画(食品リサイクルループ)として申請する予定だ。
認定されれば、ファミリーレストラン初のコーヒー豆のカスに特化したリサイクルループとなる。
デニーズでは、今後も別形態のリサイクルループを検討していくという。