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東京の栗田工業 羽村バイオガス発電に参入

2020/10/29

ニュース

栗田工業(東京都中野区)は,特別目的会社である合同会社羽村バイオガス発電(同羽村市)の趣旨に賛同し、同事業に参画したことを発表。

羽村バイオガス発電は、廃棄物処理に関するコンサルティングやバイオガス発電などを手掛けるアーキアエナジー(同港区)の構想により設立され、食品廃棄物のリサイクル率向上、および温室効果ガスの削減に寄与し、循環型社会の実現に貢献することを目的とした合同会社となっている。

食品廃棄物を原料としてメタン発酵により生成したバイオガスを使用して発電する「羽村バイオガス発電所(東京都羽村市)」を2020年7月に建設し、年内に電力供給を開始する予定。

■ 1日で処理する食品廃棄物量:80t
■ 発電容量:1,100kW
■ 年間発電量:約770万kWh(一般家庭約2,100世帯電力消費量相当)

同社は、水処理薬品、水処理装置、メンテナンス・サービスの3つの事業領域を持つクリタグループの強みを活かし、バイオガス発電所に必要な排水処理設備をはじめ、同設備の適切な運転管理などを含めた総合ソリューションを提供することで、同発電所の安定操業に貢献していくという。

同グループは、中期経営計画「MVP-22(Maximize Value Proposition 2022)」において社会との共通価値創造に向け、「持続可能なエネルギー利用を実現する」および「廃棄物を削減する」を重点的に取り組んでいる。バイオガス発電事業は、廃棄物や温室効果ガスの削減だけでなく、地産地消や災害時における電力供給といった地域への貢献に繋がる事業として、今後、メタン発酵技術や排水処理技術などの総合ソリューションを提供し、バイオガス発電事業の普及へ向け動き出していくとしている。

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